使命
ミッション:
・我々が今までに触れる機会のあった子供達、先生方、各コミュニティーに続けてPTSD(心的外傷後ストレス障害)の癒しを続ける事
・PTSDの早期発見と効果的なケアの方法を教育者、ケアギバー、そして親に トレーニングする事
・日本国内のPTSDの知識を高める事
・未だ発生していないトラウマになりうる事件の対応の準備をする事
・PTSDで悩む人々のみならず、ケアを要する人(孤児院、病院、女性シェルターなども含む)に我々の笑顔セラピーを広める事
オブジェクティブ:
・東日本大震災の被害者に笑いを届け、子供達に無邪気な子供に戻るチャンスを与える。
・PTSD、そしてこう言った心の傷を 追った子供 達、 家族、 ゲアギバーの方々、先生方、そしてコミュニティー全体に特有の問題を和らげる事。
・サーカス・スキルを通して、自信と自己肯定感を身につける力を子供達に与える。
・長期的なクラウン・ホスピタル・ケア・プログラムの土台作りを担う
笑いはなぜ必要?
・人は笑うと様々な事が体に起こる事が分っています。脳内にエンドルフィンやセラトニンが分泌され、血圧がさがり、体内の酸素レベルが上がり、心臓は強くなります。さらに、笑いは体は安心を与え、細胞や臓器の免疫力を上げ、風邪やインフルエンザなどの病気とより強く戦える体を作ります。ニコニコ大使の一番の目標は東北の人々に笑顔を取り戻してもらう事に貢献する事です。そして既に大きな反響が戻って来ています。我々のプログラムに参加して、何ヵ月ぶりに笑う事が出来たと、多くの子供達、先生方、親達、そしてサポートスタッフの方達から言葉を頂いてます。
どうやって?
・笑いと癒しを誘う手の内は様々・・・インタラクティブクラウン、ジャグリング等・・・ニコニコ大使が病院や学校、デイケア施設や各種イベントで様々な技を披露します。人は自分が「賢い」そして「面白い」と思いたいものです。 特に子供は自分が責任者の大人より賢くて面白いと思いたいのです。ニコニコ大使のプログラムは常に観客に「先読み」させる様に作られています。演出者よりも 先にジョークを掴み、トリックの種をあばき、状況を把握します。この精妙な技はトラウマを受けた子供や障害を持つ子供に特に効果的な進め方です。自分達が賢く面白いと思うだけではなく、大人である演出者(クラウン)がまごついている状況を独自に理解し解決策を想像する事で、自分の力に気付きます。そして何よりも、大のオトナが失敗を繰り返すのを見てるだけで、楽しく可笑しくなる事間違いなし!
・震災の被害地ではステージとして確保できる場所もさまざま(デイ・ケア施設から高校まで)である為、ニコニコ大使のプログラムは各ロケーションと観客のニーズに合わせます。例えば、小学校や中学校で行う一般的なショーにはベーシックな英語などを取り入れ、幼い子供や被害をより強く受けた子供にはパペットや音楽を中心としたよりトーンを下げたショーを提供します。
ニコニコ大使・ツアープログラム
どこで?
・岩手県大船渡と大槌町の学区を中心とした東北地方全体
いつ?
・2011年4月に始まり、復興時期、そしてその先まで・・・
サスティナビリティー(持続力):
・当プログラムの「サーカス・プレイタイム」及び「フォロー・アップ」を通して、長期的な精神と心理の健康のケアを行います。